審判を支える先端技術

こんにちは。今年はW杯カタール大会のですね。
普段はサッカーをあまり見ることがない私でも、W杯は各国のサッカーの試合を思わず見てしまいます。

さて、サッカー中継を見ている中で話題になっているのが「VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)」です。今大会ではグラウンド上でのオフサイドの判定を半自動化し、審判に知らせる技術が使われています。ボールの位置と選手を撮影する天井カメラ、ボールの内部にあるセンサーのデータを使い、AIを活用することで判定しているそうです。

このようにサッカー観戦を例にとってもセンサーやチップといった半導体が私たちの体験を大きく左右する存在となっており、エンターテイメントに限らずあらゆる産業でその重要性は拡大しています。先日、日本で次世代半導体の開発を目指す企業が設立されたことは大きな話題となりました。

さてこのように各国の命運を握る存在となっている半導体ですが、半導体の業界ではこれからの業界を担う個性豊かな人材を広く求めています。
たとえば、半導体をつくる装置である半導体製造装置ではそれぞれの工程ごとに装置があり、装置を開発するメーカーは独自の強みを持っています。これは、各職種についても言えることであり、機械設計、電気設計、ソフト設計など、非常に専門性が求められます。

半導体業界はいわば「各工程ごとのノウハウの塊」なので、一見してどのような企業がどのような強みがあるかわかりにくく感じてしまう方も多いと思います。そこで今回未来COLLEGE@SEMICONというイベントを紹介したいと思います。

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