研究室の違いによるその後の人生の違い

研究室見学へ行き,納得して研究室を選択しよう

多くの場合、4年生から研究室へ配属され、卒業論文作成のための研究を始めることになります。
これまでのような座学の授業はほとんどなく、研究室での活動が中心となりますので、生活スタイルがこれまでとはガラッと変わります。

理系学科、特に機械工学科や電気電子工学科の場合、研究室の数はおおよそ10程度あり、それぞれの研究室毎に専門とする分野、教員が異なります。
そのため、3年生の後期になると、研究室配属希望調査が行われ、各学生は希望する研究室を選択します。

多くの学生は3年後期になると、それぞれの研究室を訪問したり、先輩から情報収集をするなどして、希望する研究室を決定していきます。
研究室配属後は、卒業研究と各研究室で開催される輪講(名称は様々です)と呼ばれる授業科目に単位があり(ほかにも必要な単位がある可能性もあります)、それらの単位を取得すると見事卒業することができます。

ここで卒業研究とは、1年を通して行う研究であり、指導教員と研究を進め、研究の進捗を報告しながら、卒業論文を作成していきます。
輪講とは、輪になって講義をするとういう字の通り、こちらも研究室によって授業内容は異なりますが、一般的には研究室が得意とする専門分野に関する本の一部(章や節)をそれぞれ学生が担当し、自分なりにまとめて、その他の学生たちに講義をすることが多いです。

このように研究室に配属された後は、これまでの座学での活動ではなく、研究という活動が中心になってくるため、ある時間だけ大学に行けばよいというわけではなく、
基本的に朝から夕方(夜になることもあります)まで研究室で活動することになります。
学生それぞれの研究スペースが与えられ、1年後の卒業論文発表会のための準備を1年をかけて行うのです。

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