大学入学から就職までの流れ

将来のことを考える時間を作ろう

大学生は高校生までと異なり、自身で受講する講義を選択し、試験やレポートなどの評価で単位を取得します。
卒業までに必要な単位数を取得できれば、見事に大学を卒業することができます。
必修科目(必ず受講しなければならない科目)もありますので、必修科目として取得可能な単位数と選択科目で取得可能な単位数を常に計算し、卒業までにあといくつの単位が必要かを計算しながら、履修科目を自分で選択する必要があります。

学年が上がるごとに、より専門領域を学ぶことになり、単位を取得することが困難になってきます。
また、理系学科の場合は、実験科目も増えてきますので、レポート作成や試験勉強などに割く時間も増えてくるかと思います。

3年生になると、大学卒業後に就職するのか、大学院に進学するのかという大きな選択を迫られ、さらに同時期に卒業研究という単位を取得するための研究室を選択しなければなりません。

そういった意味で、3年生は本格的に将来のことを考える時期といえます。
就職希望の学生は、企業分析を行ったり、夏季・冬季の休暇中に行われるインターンシップに参加したりと、授業と並行して就職活動を行うことになります。
また、希望する研究室についても情報収集が始まり、研究室見学に行ったり、周りや先輩などからの情報収集を行い、希望する研究室を選択します。
希望する研究室に全員が配属されるわけではありません。
これまでの授業評価(GPA)がとても重要となりますので、単位を取得できればよいというわけではなく、なるべく良い評価で単位を取得する必要もあります。

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