株式会社SCREENホールディングス

半導体・半導体製造装置電機・精密機器・電子部品

Company View Point 1943年の設立以来、ガラススクリーン※のフォトリソグラフィー(写
真蝕刻)技術を起点に、「表面処理」「直接描画」「画像処理」というSCREEN独自のコア技術を構築。半導体やディスプレーをはじめとするエレクトロニクス業界や印刷業界など、最先端のソリューションで新たな事業分野を切り拓いてきた。現在では、数々の製品で世界シェアNo.1を獲得するなど、世界を舞台に戦うグローバル企業として成長している。また、これまで培ってきたコア技術の応用展開やオープンイノベーションによって、「エネルギー分野」「検査計測分野」「ライフサイエンス分野」をはじめとした新規事業領域へ積極的に進出するなど、持続的な成長を目指し、事業ポートフォリオの多様化を図っている。
※印刷用の細かい網点を作り出すガラス製の網スクリーン
代表者名 廣江 敏朗
創業 1868年
設立 1943年
資本金
540.0億円
540億円
売上高
3,203.2億円
連結:3,203億円(2020年3月期)
経常利益
227.2億円
227億2,000万円
営業利益
244.9億円
244億9,200万円
自己資本比率
54.5%
従業員数
5,982人
今後の展望 ◆エネルギー分野
ディスプレー用で世界シェアNo.1の高精度塗布技術を、燃料電池に対応したロールtoロール塗工乾燥装置に展開。世界で初めて同社グループが技術確立した電解質膜への触媒直接塗工技術により、燃料電池の安定した量産化と大幅なコスト低減を実現した。また、車載用リチウムイオン電池などの高性能電池の量産に適した、高速で高精度な二次電池用電極塗工乾燥装置も提供している。
◆検査計測分野
目視検査に頼っている車載部品の外観検査を、世界で初めてオートメーション化した車載向け金属部品自動外観検査装置を開発。独自の光学システムと高度な比較検査アルゴリズムにより、部品ごとに異なる表面の
きめの特性や、寸法公差を許容した自動検査を実現。検査結果を前工程にフィードバックすることで欠陥原因の分析を補助するなど歩留まり
向上にも貢献している。
◆ICT ソリューション分野
装置開発を通して培った、AI、ビッグデータ分析、画像処理などの分野における最新技術を、市場でアドバンテージを有するコア技術として積極的に外部へ展開。AR(拡張現実)技術を活用したルートナビゲーションや、スマートフォンに搭載のモーションセンサー情報を活用し混雑度を地図に反映させる技術で、訪日外国人向けルート案内サービスなどに貢献している。
本社所在地 〒 602 - 8585
京都府京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目