化学1(総合化学・石油化学分野)化学・医療
Company View Point | ◆歴史と伝統を受け継ぎ、新しい時代を創出する デンカは一人の化学者のチャレンジから始まりました。我が国カーバイド工業の祖、藤山常一博士です。博士は1902年、日本で初めてカーバイドの工業生産に成功。さらに石灰窒素(化学肥料)の製造技術を国内で初めて工業化しました。1912年に北海道苫小牧の「北海カーバイド工場」にて製造を開始。これが現在のデンカの母体です。研究開発した技術をもって事業を起こし、付加価値の高い製品を作り続けるルーツ。そして新たなことにチャレンジし続けるルーツがデンカにはあります。 デンカは2015年に創立100周年を迎えました。これまでの100年という歳月と、そこでのたゆまぬ努力が、社会との信頼関係を築き、現在の企業力につながっています。そうしたデンカの歴史と伝統を受け継ぎながら、「次の100年」に向け、新しい時代の新しいデンカを創り出していきます。 |
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代表者名 | 代表取締役社長 兼 社長執行役員 今井 俊夫 |
創業 | 1915年 |
設立 | 1915年 |
資本金 |
369.0億円
2024年3月31日現在
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売上高 |
3,892.6億円
2024年3月31日現在 連結
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経常利益 |
54.7億円
2024年3月31日現在 連結
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営業利益 |
133.8億円
2024年3月31日現在 連結
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自己資本比率 |
49.9%
2024年3月31日現在 連結
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従業員数 |
6,514人
2024年3月31日現在 連結
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今後の展望 | デンカは2023 年から8か年経営計画として 「Mission 2030」に取り組んでいる。「2030年までに人財・経営価値を高め、スペシャリティ・メガトレンド・サステナビリティの3要素を備えた事業価値創造に集中する」というミッションの達成を目指し、以下の3つの価値創造を推進する。 1)事業価値創造 スペシャリティ・メガトレンド・サステナビリティの3要素を備えた「3つ星事業」を100%とすることを目指し、メガトレンド分野(ICT & Energy、Healthcare、Sustainable Living)に注力するとともに、「3つ星事業」への転換が困難な事業については売却・撤退を含め、ポートフォリオ変革を進める。 2)人財価値創造 社員一人ひとりが自己成長を実現できる会社を目指し、「人財育成体制の強化」「ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンの推進」「健康経営と働き方改革」に取り組む。 3)経営価値創造 コーポレートガバナンス高度化やプロセス改革など、ESG経営の観点から企業存続の前提となる経営基盤の強化に取り組む。 以上の成長戦略によって「Mission2030」を実現する。そして、デンカのDNAである「挑戦」「誠実」「共感」を土台とし、「化学の力で世界をよりよくするスペシャリスト」を目指す。 |
特長・強み | ◆デンカイノベーションセンター 〜次の100年に向けた、オープンイノベーションの舞台として〜デンカイノベーションセンターは創業以来、培ってきた技術・ノウハウのさらなる深耕と、将来に向けた価値創造のためのイノベーション研究を行う中核的研究開発の拠点として、2014年に発足しました。 当センターが掲げるキーワードが「オープンイノベーション」。他社やさまざまな研究機関と共同研究を行ったり、自社内でも他の研究部門と共同研究を行ったりして技術やアイデアを組み合わせることで革新的な研究成果、製品開発に結びつけます。成功のカギを握るのは、情報の量と質、そしてスピード。プロダクトアウトに偏りがちな考え方からから脱却し、より多くのマーケットインのアイデアを発想するとともに、そういったアイデアとの接点を増やすことが重要と考えています。 デンカが成長分野として研究資源を集中する「ヘルスケア」「環境・エネルギー」「高付加価値インフラ」という3つの分野について、研究開発に注力し、新規事業創出に繋げています。 |
本社所在地 |
〒 103 - 8338 東京都中央区日本橋室町2-1-1 日本橋三井タワー |