株式会社ユニオンプレート

製造部で働く多くの社員は、機械や設備を使って、鋼材の切断、切削、研磨、物流などの加工工程を担当します。
機械を使った製品製造は簡単な単純作業だと思われがちですが、当社の製品は1つひとつ異なるフルオーダー形式のカスタムプレートであるため、社員それぞれが職人のような心構えで業務を担います。
作業は必要な材料の選定から始まり、チーム内で協力してスケジュールを組み立て、効率的に業務を進めます。また、ユニオンプレートでは作業中の安全を非常に重視しているため、適切な作業手順を守るのはもちろん、製造工程の改善点や効率化の提案を積極的に行っているのも特徴です。
当社は、お客様からの注文に1枚のプレートから応え、注文を受けてから最短でその日のうちに出荷するという方式です。この仕組みは、日本のものづくりにおいてなくてはならないものとなりました。

カスタムプレート製造における［切断］［切削］［研磨］全行程において必要とされるのが、人の手と設備。私たち保全課は、これらすべての機械の保守・保全を担っています。

最も重要なのは、日頃のメンテナンスや部品交換をこまめに行うことで故障や製品不良を未然に防ぐこと。またトラブルが生じた場合は、原因を特定して必要な処置を施し、迅速かつ確実に正常稼働の状態に戻せるよう全力を尽くします。

機械トラブルは製造の遅れや品質の低下につながる重大な問題であるため責任はとても重いのですが、その分、役割を果たせた時の達成感はひとしお。現在、従来の保守・保全業務にくわえて、メンバーの知識や経験を生かしたオリジナル機械の開発に取り組むなど、課の役割の幅が広がりつつあります。

品質管理課の業務は、お客様が求める品質を満たせられるか否かの検証、品質の維持・向上のための現場指導や提言、そして不良品発生時は、原因特定と改善策提案などを行うことです。

品質を守ることはお客様からの信頼を守ること。この究極的な課題と向き合うため私たち品質管理課は、扱う素材の特性にはじまり使用する機械と人員配置などの各工場の特性や得意・不得意の傾向に至るまで、あらゆる要素の把握に努めます。こうした地道な情報収集と分析の積み重ねに加え、現場の製造スタッフはもちろん営業担当者との連携で信頼される品質を保持しています。

妥協を許さない厳しい姿勢が求められるポジションですが、仲間とフォローし合ったり休憩時間には雑談を交わしたりする明るく活気のある雰囲気の部署なので、皆楽しく働くことができています。