非鉄金属素材
事業領域
- 資源事業
- 89
- 環境事業
- 5
- 機械事業
- 3
- 不動産事業
- 2
- 再生可能エネルギー事業
- 1
製品・サービス
海外での探鉱・資源開発を積極的に展開
製品説明
基軸となる資源事業のうち、金属部門は南米チリでアタカマ鉱山の開発・操業を行っています。日本企業が出資する銅鉱山は海外資源企業が権益の過半を持つケースが多いが、当社はメジャー権益を有し、オペレーターを務めています。新規鉱山開発にも積極的に取り組んでおり、チリやフィジー、東南アジアなどで探鉱活動を展開しており、新規鉱源の確保と安定供給体制の確立に向けて着実に取り組んでいます。
関連技術
当社のアタカマ銅鉱山は、平成15年に操業を開始し、当初の操業期間は約11年を予定していましたが、操業開始から15年以上経過した現在でも銅鉱石を安定的に生産・供給し続けています。当初の想定を超える操業を可能にしているのは、操業開始後も鉱山周辺を探鉱することで鉱量の増加に努めているからです。
国内最大の石灰石鉱山「鳥形山」
製品説明
石灰石事業では国内最大規模の「鳥形山鉱業所(高知県)」をはじめ全国各地で石灰石鉱山を操業しています。資源小国で唯一自給できる石灰石は鉄鉱石の不純物を除去するための副原料やセメントの主原料、ゴム製品の増量剤、塗料原料、製紙、カルシウム剤、ガラスなど幅広い産業で活用されています。当社は国内最大の石灰石メーカーであり、石灰石の安定供給を通して日本のものづくりを支えています。
関連技術
当社における石灰石の年間生産量は、直轄5鉱山(東鹿越、尻屋、鳥形山、井倉、大分)では約1,800万トン、グループ会社2社(八戸鉱山㈱、船尾鉱山㈱)を含めると約2,500万トンと、国内生産量の約17%を占めています。需給にも左右されますが、主な用途としては、凡そ鉄鋼用が4割、セメント用が3割、骨材その他用が3割となります。
石灰石は、白線やチョークといった目に見える形での用途は少ないかもしれませんが、見えないところ、気づかないところで様々な産業の成り立ちに一役買っている鉱石「石灰石」を事業としているのが日鉄鉱業です。