自動車部品3(電装品・内装品)自動車
Company View Point | 株式会社ニフコは創業以来、エンジニアリングファスナーのリーディングカンパニーとして産業界に様々な価値を提供してきた。 特に自動車向けプラスチックファスナーにおいては70%以上のシェアを誇っている。 プラスチックファスナーとは、モノとモノをつなぐ「留め具」の事であり、各パーツを結びつける重要な役割を担っている。その利便性と機能性が高く評価され、ニフコは業界NO.1の地位を確立している。 人々の生活に密着したプラスチックの可能性を研究し続けているニフコ。今後は、国内NO.1企業へと導いた柔軟な提案力と高い技術力を海外に向けて積極的に情報発信し、世界NO.1企業を目指していく。 |
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代表者名 | 代表取締役社長 柴尾 雅春 |
設立 | 1967年 |
資本金 |
73.0億円
72億9,017万円
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売上高 |
2,837.7億円
2021年度(連結)
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経常利益 |
336.0億円
2021年度(連結)
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営業利益 |
305.4億円
2021年度(連結)
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自己資本比率 |
59.5%
2021年度(連結)
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従業員数 |
10,745人
2021年度(連結)
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グループ会社数 子会社 | 52社 |
今後の展望 | ニフコは1983年に台湾に進出して以来、世 界16カ国に拠点を構えている。ユーザーの海外進出に伴い、効果的に拠点を展開し機能を充実させることで、ユーザーのニーズに的確に応え、自動車部品メーカーとしてのポジションを築いてきた。現在、海外の売上比率が70%を上回っており、この傾向は益々強くなっている。そのため、そのポジションを活かし、全ての拠点で行ってきた生産体制を充実させ、ニフコブランドを高める事が今後の課題である。ニフコブランドとは、新商品の開発力・提案力・製造力である。そして、そのコア技術を世界へ情報発信すべく、2013年4月に神奈川県横須賀市にニフコ技術開発センターを竣工した。ここで先進技術の開発、より付加価値の高い商品の創造と商品化を加速し、また生産技術の革新を実現することで、他社には真似出来ない技術を確立していく。並んで重要なのは人財育成である。ニフコでは様々な育成制度を設けている。世界の人とコミュニケーションをとるには語学も重要。しかし、グローバルで活躍するには好奇心とチャレンジ精神と粘り強さが必要不可欠である。タフでチャレンジブルな人財を育成し、世界NO.1を目指す。 |
特長・強み | ニフコがアイデア・カンパニーであること の証として、国内のみならず世界各国で約 3,400件もの特許を取得している。誰も 考え得なかったユニークなアイデアで、より 利便性の高い高機能、高品質な製品づくり を可能にしている。 過去には、経済産業大臣より「特許戦略優良 企業」として表彰された。これは特許査定 率(特許庁での審査を経て権利化される率) の高さと、積極的な海外への出願等が評価 されてのことである。 また自動車に使われる同社製品の部品数は1台あたりおよそ700点。人命に関わる燃料系、性能を左右する機関系部位にまでその活躍は広がっており、プラスチック製品化により軽量化・効率化といった省エネ環境技術にも大きく貢献している。 国内の全自動車メーカーおよび海外主要自動車メーカーと取引を行うなどニフコが自動車へ及ぼす影響力ははかりしれない。ニフコだから可能なアイデア、ニフコにしか出来ない技術がここにある。 |
本社所在地 |
〒 239 - 8560 神奈川県横須賀市光の丘5-3三田ベルジュビル20階 |