化学1(総合化学・石油化学分野)化学・医療
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| Company View Point | 【マテリアルを通じて世界を変える、化学を軸としたテクノロジーカンパニー】 日本の経済は、常に化学とともに進化を遂げてきました。自動車、半導体、液晶ディスプレイ等、モノづくり産 業の根幹を支えているのは最先端の化学技術です。その中で、高分子技術をはじめとする化学を軸としたテクノロジーカンパニーへと進化を遂げているのが、JSR株式会社です。 当社は、戦後の産業復興において必要不可欠であった石油化学製品の「合成ゴム」を国産化するため、1957年に「日本合成ゴム株式会社」として設立されました。 1960年に合成ゴムの国産化に成功して以来、時代とともに移り変わる多様なニーズに応えるため、合成ゴムで培ってきた高分子技術を活かし、既存製 品の高付加価値化、エレクトロニクス分野、そしてライフサイエンス分野への参入など、事業の多角化とグローバル化を推進。研究開発部門の強化を進め、半導体材料、ディスプレイ材料においても世界市場でトップクラスのシェアの製品を生み出してきました。 ライフサイエンス分野では材料開発から創薬支援サービスまでをカバーしています。 常に「挑戦」と「進化」をし続け、2022年には「合成ゴム」のエラストマー事業を分社・事業譲渡し事業構造転換を実行。 今後さらに先端素材に注力し技術革新で社会に大きく貢献していきます。 |
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| 代表者名 | 代表取締役 CEO 兼 社長 エリック ジョンソン |
| 創業 | 1957年 |
| 設立 | 1957年 |
| 資本金 |
234.0億円
233億7,000万円
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| 売上高 |
4,089.0億円
4,088億8000万円(連結)
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| 従業員数 |
7,994人
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| グループ会社数 関連会社 | 40社 |
| 今後の展望 | 【最先端技術を駆使して、ライフサイエンス分野をグローバルに展開】 新しいビジネスや成長分野では、用いる技術やマテリアルにも変化が求められます。 ＪＳＲグループでは今後の成長が見込まれる分野で、さまざまなチャレンジを重ねています。 特にライフサイエンス事業では、グループ会社であるＪＳＲライフサイエンス（株）ならびに中国において診断薬中間体の開発・製造を行う合弁会社を2012年に設立した ことをはじめとして、2015年には診断薬に深い知見を持つ（株）医学生物学研究所 との資本業務提携を開始し先端診断分野の取り組みを強化しました。（2021年完全子 会社化） また、バイオ医薬品開発・製造受託企業である米国KBI Biopharma,Inc.の共同買収に続き、スイスSelexis S.A.、米国Crown Bioscience International の株式を取得して連結子会社化しバイオ医薬品の創薬支援サービス事業を拡大。 また慶応義塾との共同研究施設「JSR・慶應義塾大学 医学化学イノベーションセンター」を設立、2021年には神奈川県に新たな研究所「JSR Bioscience and informatics R&D center」を開所しました。 個別化医療の進展・普及のため、欧米グループ企業を含んだグローバルな事業体制を活 用し、診断・研究試薬分野、バイオプロセス分野、創薬支援事業を中心とした事業創造による社会への貢献にチャレンジしています。 |
| 特長・強み | 【先端技術への革新：事業拡大を進める半導体事業】 デジタルソリューション事業の売上の約60%を占める半導体材料事業は、祖業のエラストマー事業のコア技術である高分子技術を生かし、高品質で多様な市場ニーズに対応しています。 例えば、「高速処理・低消費電力・大容量」をキーワードに進化を続ける半導体製造の回路形成に用いるリソグラフィ材料、半導体の多層配線形成の工程に欠かせないCMP(化学的機械的研磨)用のプロセス材料などがあります。 中でも、半導体の更なる小型化・集積向上の実現を支える技術の一つとして期待されていEUV(極端紫外線)リソグラフィ材料は、世界中の半導体製造メーカーと連携して最先端の材料技術を切り開いています。 2015年には、ナノエレクトロニクス技術研究の先端的な研究機関であるimecとEUVリソグラフィ材料の製造・品質管理サービスを提供する合弁会社を設立し、2017年本格生産を開始。 2021年にはEUVメタルレジストのパイオニア、Inpria Corporationを完全子会社化。 今後もJSRはナノ技術をさらに高め、IoT、AI、5Gといったスマート社会に貢献するとともに、消費電力の抑制・省エネルギーにも貢献していきます。 また、2020年度には、最先端半導体向け機能性洗浄剤の供給体制を確立すべく、米国の工場が稼働を開始。 このように、最先端技術を追求するとともに製品ポートフォリオを拡充させ、更なる半導体材料の事業拡大に努めています。 |
| 本社所在地 |
〒 105 - 8640 東京都港区東新橋一丁目9番2号 汐留住友ビル |