JSR株式会社

化学1(総合化学・石油化学分野)化学・医療

製造技術

製造技術
主な勤務地
学科系統
化学工学系
OBOG情報

■ 品質を保証するマルチプレイヤー
新製品の量産化や既存品の生産において、生産設備や処理設備、運転方法、製造プロセスの検討、開発を行うのが製造技術の役割です。
また、すべての過程において効率化、コストダウンを追求する一方で、品質保証も担っているので、正攻法だけではなく新たな発想で工程改善にチャレンジすることが求められます。与えられた条件で設計を行うだけでなく、プラントのプロセスオーナーとしてプロセス技術の本質を掴まなくてはなりません。
また、プロジェクトごとにチームを編成しており、円滑に仕事を進めるために、コミュニケーション能力、マネジメント能力も重要な要素です。

研究開発

研究開発
主な勤務地
学科系統
化学系
OBOG情報

JSRグループは、コア技術である高分子技術および精密製造技術の深耕とともに、光化学、無機化学、精密加工技術、バイオテクノロジーといった異分野技術との融合を通して技術領域を拡大しながら研究開発活動を進めてきました。
こうした研究開発活動の積み重ねが世界の化学会社の中でも独自の強みとなり、優位性のある技術・素材をグローバルに展開する原動力となっています。

JSRグループの主な研究開発拠点は、三重県四日市市と茨城県つくば市にあります。
デジタル革命を起点とする変動など、急速に変化する社会ニーズに追随するべく、研究開発活動を進めています。研究部門のミッションは、大きく2つに分かれています。
現在展開している事業領域における「事業支援研究」、およびその周辺分野における新規・応用研究、確度の高いシーズ研究等の「次世代技術研究」です。

研究推進に当たっては、市場開発からプロセス開発、製造技術開発、さらには製造、販売、物流といったグループ内のバリューチェーンとの連携を重視していています。
中でも、研究者自身がニーズを掘り下げるため顧客に直接伺うなど、研究開発と事業の一体化を推進しています。また、各国での技術サービスを充実させ、顧客の事業推進をグローバルかつタイムリーに支援できる体制を構築しています。
次世代技術開発やシーズ研究については市場の潜在ニーズを先取りした研究開発が必要になります。
特に新たな分野の研究開発は国内外の大学や研究機関との共同研究などのオープンイノベーションを推進しており、2017年10月には慶應義塾大学信濃町キャンパス内にJSR・慶應義塾大学 医学化学イノベーションセンター(JKiC)を開所しました。医学と化学の融合という全く新しい概念を突き詰めることでイノベーションを生み出し、健康長寿につながる世界に貢献する実用技術の確立を目指しています。
また、次世代医療やマテリアルズインフォマティクスを軸としたオープンイノベーション拠点として、神奈川県川崎市の殿町地区に「JSR Bioscience and informatics R&D
Center (JSR BiRD)」を2021年7月に開所しました。

プロセス開発

プロセス開発
主な勤務地
学科系統
材料工学系化学工学系
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■ 量産体制を設計するスペシャリスト
研究開発と製造技術の間に立ち、化学工学の知見のもと生産技術の考案、プラントの設計から立ち上げまで、最適な量産体制プロセスを設計しています。
また、単に技術、性能の優位性を高めるだけではなく、「安定したシンプルなプロセスでいかに低製造コストのプラントを実現するか」がミッション。
これを実現させるため、ラボからベンチスケール、パイロットスケールまでの設備を有しており、若手技術者でも検討から製造まで一貫したテーマを担当できる体制を取っていることが特徴です。
また、マーケットインの考え方が根付いており、事業部や製造部門との連携が強固。研究開発部門と同じ敷地にあるため、きわめてスムーズな連携を構築しています。