化学2(ファインケミカル・その他分野)化学・医療
Company View Point | 三菱ガス化学の創業は1918年(大正7年)。常に新しい技術と価値の創造に取り組み、基礎化学品から機能性材料、また、ヘルスケアなど幅広い分野において独自性の高い製品を提供し続けてきました。最大の特色は「自社開発技術」。すなわち独自開発の高度技術を幅広く蓄積している点であり、製品の90%以上はその自社技術によって生み出されています。また、国境を越えた「原料立地主義」「消費立地主義」という事業特性に応じた差異化戦略を確立し、多種多様な分野で活躍する特色ある化学メーカーとして、MGCにしか出来ないこと、すなわち「独創主義」で新たな市場を切り拓いています。 |
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代表者名 | 代表取締役社長 藤井 政志 |
創業 | 1918年 |
設立 | 1951年 |
資本金 |
419.7億円
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売上高 |
7,056.0億円
(2022年3月期/連結)
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経常利益 |
741.0億円
(2022年3月期/連結)
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営業利益 |
553.0億円
(2022年3月期/連結)
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自己資本比率 |
61.2%
(2022年3月期)
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従業員数 |
9,888人
(連結)
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グループ会社数 関連会社 | 147社 |
今後の展望 | MGCは時代に先行する新しい素材や技術の開発を通じて、社会の要請に絶えず応えられえるよう技術革新を進めるとともに、新たな化学の未来を創るために挑戦し続けています。そのひとつに光学材料があります。『ユピゼータ EPシリーズ』はデジタル用、スマートフォン用のレンズとして圧倒的なシェアを獲得する、高屈折率(レンズの薄型化)、低複屈折性(画像の鮮明化)、良成型性に優れた特殊ポリカーボネート樹脂。光学性能と生産性に非常に優れた光学材料で、車載カメラ、監視カメラやゲーム機などへ採用は広がりつつあり、用途拡大が期待される製品です。この製品開発では優れた国産技術開発が評価され、2017年に日本化学会「化学技術賞」、日本化学工業協会「日化協技術賞 総合賞」、さらに新技術開発財団「市村産業賞 本賞」(最高賞)を受賞。「市村産業賞 本賞」はMGCが基礎原料や誘導品を製造する化学メーカーで受賞となりました。こういった中核事業を中心とする既存事業の収益力強化を図るとともに、新規事業の創出、育成、発展に力を注いでいます。 |
本社所在地 |
〒 100 - 8324 東京都千代田区丸の内2-5-2 三菱ビル |