株式会社ジャステック

顧客の業種や開発プロジェクトの開発工程により、開発チームが担当する仕事内容は様々だが、新入社員は開発を実践している先輩技術者から直接指導を受けながら開発業務にも関わるため、いわば実戦を通じた教育が実施されていると言えます。設計書の作成技術、プログラム開発技術、業務知識などの開発に必要なスキル、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力、論理的思考力、文書作成などのビジネススキル、および品質管理、生産管理などの当社独自の技術を身につけます。

システムエンジニアの仕事には、大きく分けて「管理」と「開発」の側面があります。大規模プロジェクトでは全体を統括するプロジェクトマネージャーの配下に小規模なサブチームを編成して開発にあたることが多いです。経験を積んだシステムエンジニアは、サブチームのリーダーとして自己の担当領域のマネジメント（品質管理、コスト管理、進捗管理、メンバー管理など）を実施する一方で、顧客へのインタビューや技術提案などを通して顧客ニーズを調査・検討し、システムの要件定義からテストまでの開発工程を経て、最終的にシステムの導入まで責任を持って実施します。

大規模ソフトウェアの開発を志向するジャステックは、属人的管理（勘と経験）または開発現場と遊離した管理を行ってきた業界姿勢の刷新を会社設立目的の一つに掲げ、独自の管理方式を創り上げてきました。ソフトウェアの生産管理技術（ＡＣＴＵＭ）がそれです。当社のプロジェクトマネージャーは、プロジェクトの立ち上げから導入まで全体を統括する立場で、顧客の業務に精通し、新案件を掘り出すこともあります。プロジェクトが立ち上がれば、要件定義～導入までの全工程について、独自の生産管理手法を武器に、同業他社との差別化を図り、プロジェクトを推進していきます。

当社の営業員は、プロジェクトマネージャーから転身します。このためシステムエンジニアが同行せずとも、顧客ニーズのヒアリング、見積等を営業員が行うことができ、顧客からの信頼が厚いです。独創的なシステムを提案して、顧客を開拓する面白さは独立系である当社ならではの醍醐味と言えます。また、当社は独立した品質管理部門を設置しています。顧客への納入前に、全ての成果物を検査することにより、会社として品質を保証しています。