新日本非破壊検査株式会社

見えない部分を写し出す！工業分野のレントゲン技師！X線またはγ線と呼ばれる透過能力の大きい放射線を利用して、材料や構造物の内部の欠陥の検出、内部構造の調査などを行います。 X線フィルムを使用し、放射線の透過線量の差を透過写真上の濃度差として、欠陥を検出する直接撮影法が一般的に用いられます。X線フィルムによるきずの像の半永久記録が得られ、きずの種類及び形状の判別ができるなど、優れた特徴を持っています。

超音波を利用して材料内部の欠陥を検出！人の可聴音を超える周波数（20kHz以上）の音波（超音波）を、材料内部に送信し、きずや底面などの反射源に当たり戻ってきた反射波を受信することで、材料内部のきず検出や形状測定などを行う技術です。近年は、超音波の発信素子を複数同時に制御する技術（フェイズドアレイ）が普及し、検査結果の映像化や詳細解析が可能となり、活用フィールドのさらなる拡がりが期待されています。