大学院への進学のメリット

企業へ就職するか大学院へ進学するか

大学3年次は今後のキャリア選択において非常に重要な時期となります。

その理由は、学部卒業後にそのまま就職するか、それとも大学院へ進学するかという選択をしなければならない時期であるためです。
授業がいよいよ本格化し、さらにはどの研究室を希望するかを考え始めると同時に、就職するか大学院へ進学するかどうかも決めなければなりません。
大学は社会人として働くまでの最後の教育機関であり、大学3年次は、いよいよ社会人として今後どのようにキャリアを積み重ねていくかという進路選択をしなければならない大きな岐路となります。

学部卒業後に就職する場合は、おおよそ3年次の春頃から企業について調べ始め(企業研究)、夏には企業インターンシップ(多くは夏季休業期間中に行われます)、冬からは本格的な選考が開始され、多くの場合4年次の春頃に就職先が決定します。
一方で、どの研究室を希望するかの活動も、おおよそ3年次からスタートします。
気になる研究室を訪問したり、教員や先輩、友達から情報収集するなどしながら、自分に合った研究室を選択する必要があります。

大学2年次まで、将来のことを全く考えていないまま日々を過ごしてしまうと、大学3年次のタイミングで大きく遅れをとってしまうだけでなく、人生において大きな決断をしなければならないのにも関わらず、焦りとともに時間だけが刻々と過ぎていくということになりかねません。
さらに3年次からは、いよいよ本格的に専門科目も多くなり、単位を取ることも容易ではなくなってきます。
かなりヒステリックに書いてきましたが、それほど大学3年次における生活、進路選択は重要なのです。

大学院に進学するか、それとも就職するか。
その答えは、個人の考え方や、家庭および周囲の環境、授業成績(GPA)など、様々なことを考慮しながら結局は学生さん自身で選択するしかありませんが、以降に私なりの意見を書いていきたいと思います(あくまで個人的見解です)。

本コラム筆者の紹介

​伊丹 琢 助教
青山学院大学理工学部電気電子工学科 助教
高齢者の長期的なQOL (健康の質) 向上のために、機能解剖学や人間工学の観点から日常生活で "本当に使えるモノづくり" を目的として研究を行っています。
https://www.itami-robot-research.net/

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