工作機械造船・機械
Company View Point | ものづくりの土台とも言える工作機械は別名マザーマシンとも称され、ものづくりにおいては無くてはならない重要な役割を果たしている。その工作機械の分野において、工作機械メーカーを更に縁の下で支えているのがアルプスツールです。当社の『ツーリング』は切削工具を工作機械に取り付けるためには不可欠で、工作機械が行うミクロン単位の加工精度を左右する基幹部品。製品化が難しい特殊品を数多く手がける高度な技術力と確かな品質で多くの工作機械メーカーに採用されています。また、国内トップクラスのシェアを誇る『バーフィーダ』は、加工を行うNC旋盤へ材料となる金属の棒材を自動供給するロボット。生産現場における省力化・高効率化・省エネルギー化を実現し、Made in Japanのものづくりを支え続けています。 |
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代表者名 | 田中 光幸 |
創業 | 1929年 |
設立 | 1969年 |
資本金 |
1.0億円
資本準備金2億3,250万円
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売上高 |
87.4億円
(2023年12月期)
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従業員数 |
360人
(2024年1月現在)
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グループ会社数 関連会社 | 1社 |
グループ会社数 子会社 | 5社 |
今後の展望 | 工作機械業界は新興国企業の追い上げや価格競争などの厳しい環境下にあるが、アルプスツールではこれまで大切にしてきた国内市場のみならず、海外市場を見据えた競争力のある商品の開発・提供と、QCD(Quality、Cost、Delivery)の改善対策を進めています。また、海外拠点と日本の本社や工場との連携を強化することで、グローバルサポート体制を強化し急速に変化する市場のニーズに応えています。今後の目標としては、当社の製品を通じて、ものづくりにおけるJAPANブランドを創造し、付加価値を高め、GLOBALブランドを確立すること。ものづくりの原点を徹底的に追求し変化に挑戦し続け、知恵を絞り汗を流して世界トップレベルを目標に挑戦することで、お客様から確かな信頼を得ることを掲げています。また、同社では情報部門を強化しており製品へもIOT技術を反映したソリューションサービスの提供に取り組んでおり、バーフィーダには稼働状況やアラームを遠隔で管理可能なシステムを開発し提案を行っている。製造部門においても加工状況の最適化を実現するためのスマートファクトリーへの取り組みや、自社開発による生産管理システムを導入し工程管理を実現するなど「ものづくりと情報技術の融合」を推し進めています。 |
特長・強み | アルプスツールの「ツーリング」は、工作機械の主軸とドリルなどの切削工具を繋ぎ加工精度を左右する重要な役割を担っています。加工が難しい特殊品を製造する加工技術を強みとし、自動盤向けのツーリングでは国内トップのシェアを誇っております。 また、金属状の棒材をNC旋盤へ自動供給する装置「バーフィーダ」は、生産現場における無人化・省力化・高効率化に貢献し幅広い産業分野から支持を頂くことで国内トップクラスのシェア誇る自社ブランドの完成機です。 |
本社所在地 |
〒 389 - 0601 長野県埴科郡坂城町坂城10070 |