株式会社タツノ

計測機器電機・精密機器・電子部品

Company View Point 株式会社タツノという会社名をご存知の方はいるだろうか。当社は、ガソリンスタンド(サービスステーション:SS)にある「ガソリン計量機」のメーカーです。その歴史は100年を超え、日本国内のシェアは60%、海外にも6工場(韓国・中国・タイ・インド・チェコ・ロシア)を展開、アジアNo.1なだけでなく、世界トップ3に入るグローバルメーカーです。また商用車としてスタートした燃料電池自動車用の水素ディスペンサーなど新エネルギーにも対応しています。タツノはメーカーである一方、SSをはじめ燃料供給・備蓄施設設計・施工、点検・メンテナンス、環境保全事業にも力を注いでいます。
エネルギーインフラ創造企業としての責任と誇りを胸に、新しい時代を切り拓いています。
代表者名 代表取締役社長 龍野 廣道
創業 1911年
設立 1911年
資本金
4億8千万円
売上高
437億円(2022年3月期)
従業員数
1,224人
(2023年6月1日現在)
今後の展望 2014年12月、商用車の販売が開始されその普及が期待されている燃料電池自動車(FCV)、二酸化炭素を放出しない究極のエコカーには燃料として水素が使われています。水素はこれまで広く一般に利用されたことがないエネルギーで、車には70MPaという高圧な状態で充填されます。燃料電池自動車普及には自動車の技術だけでなく、水素インフラの整備が不可欠です。2020年8月現在、全国に約130ヶ所の水素ステーションが開設しています。政府は、2020年度に160ヶ所、2025年度に320ヶ所、2030年度に1000ヶ所の整備目標を掲げており、カーボンニュートラルの実現に向けて水素ステーションの整備を推進しています。タツノはその水素ステーションの普及に大きな役割を担っています。商用初のSS一体型水素ステーション(神奈川県海老名市)もタツノが手掛けました。
また、アメリカや中国ではLNGの需要が伸びています。これからも新しいエネルギーの登場が予想されています。タツノは、「あらゆるエネルギーに対応すること、そしてその供給を止めないこと」を社会的使命とし、常に研究・開発を進めています。
特長・強み SSをトータルにプロデュースしているタツノでは、これまで蓄積した技術・ノウハウで新しい分野の製品、サービスを展開している。例えば、SSで感じる独特の「匂い」。これは給油作業などの際にガソリンが気化し
たもので「ガソリンベーパー(ガソリン蒸気)」と呼ばれている。ガソリンベーパーは「揮発性有機化合物(VOC)」の一つで、1年間で実に約9万9千トンも放出されている。VOCの排出削減については、国際的な取り
組みが進められていて、わが国でも大気汚染防止法により、VOCについても排出規制が実施されている。
●ガソリンベーパーは臭いや大気汚染、引火すると火災の原因にもなる。また、SSにとっては給油量の損失にもつながる。このガソリンベーパーを液化回収する装置をタツノが世界で初めて開発、実用化した。そして、この装置をビルトインした計量機も発売され、全国で導入が進んでいる。臭わない、大気を汚さない、引火防止により安全性も高い、そして経済的なスタンド経営も可能にするベーパー回収機能付の計量機。いま、これを世界の計量機の標準にすべく海外の展示会にも積極的に出展し、その機能が高く評価されている。
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