非鉄金属素材
Company View Point | 三井金属は、「マテリアルの知恵を活かす」をスローガンに常に次世代の「素材」へチャレンジし続けている「総合素材メーカー」です。日本で初めて乾式法による本格的な亜鉛製錬をはじめた、国内トップクラスの非鉄製錬会社として創業以来、産業の基盤となる「素材」を提供し、日本経済の根幹を支えてきました。そして、「亜鉛の三井」として非鉄金属業界を牽引する一方、常に時代の先を読み、金属製錬で培った技術から新たな製品を生み出してきました。現在では、機能材料、自動車部品、資源リサイクルなど、事業の多角化に積極的に取り組んでいます。 |
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代表者名 | 代表取締役社長 納 武士 |
創業 | 1874年 |
設立 | 1950年 |
資本金 |
421億2,946万円(2021年3月末)
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売上高 |
連結:5,229億3,600万円、単体:2,691億1,800万円(2021年3月期)
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従業員数 |
11,826人
(連結:11,826名、単体:2,069名(2021年3月末))
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今後の展望 | 当社はありたい姿を「機能材料、金属、自動車部品の3事業を核に、成長商品・事業を継続的に創出し、価値を拡大し続けている会社」と定めている。 2022年からの22中計では、2050年の世界のあり方や、その中での三井金属の存在意義からバックキャストして計画を立てる予定である。特にカーボンニュートラルについては、「22中計」の最大の課題として、2030年の政府目標46%削減に向けた自社活動の更なる強化や新技術の導入について議論を進めている。当社では2016年にCSR室を設置し、CSR活動を本格化させた。以来、2019年度には初めて統合報告書を発行し、マテリアリティの選定、価値創造プロセスの提示、各課題への対応等を進めてきた。 急速に変化するESGへの取り組み、SDGsの達成に向け、さらにこの動きを加速させるべく、CSR室を吸収、発展させる形で、2021年4月1日に「サステナビリティ推進部」を設置した。これにより、財務・非財務の両面から持続可能な企業となるべく統合思考経営の強化に努めていく。 |
特長・強み | 同社は事業の源流である金属製錬の技術を基盤に、多角的な事業拡大を図ってきた。資源・製錬の事業で培ってきた分離精製、電解、合金設計、粉体制御などの技術を活かし、環境リサイクルや機能性材料、電子材料をはじめ自動車部品に至るまで幅広い事業展開をしており、各分野で世界一の収益力を有する製品を開発することを目指している。現在、世界もしくは国内におけるトップシェア製品は、電解銅箔、自動車用ドアラッチ、二輪用触媒、亜鉛など多岐にわたる。 同社が生み出す「素材」は、常に進化し続けるエレクトロニクス分野を支え、情報化社会の発展に貢献している。 |
本社所在地 |
〒 141 - 8584 東京都品川区大崎1-11-1 ゲートシティ大崎ウエストタワー20階 |