三井金属鉱業株式会社

非鉄金属素材

資源開発

資源開発
主な勤務地
学科系統
機械系建築系土木系都市工学系環境・資源系物理系数学系
OBOG情報

当社では、神岡鉱山(岐阜県)で培った鉱山開発技術を活かし、南米ペルー国のワンサラ鉱山、パルカ鉱山の操業を行っています。同鉱山から生産された亜鉛精鉱の多くは、日本国内にある当社グループの製錬拠点に向け出荷される。ワンサラ鉱山は開山依頼50年以上にわたり、海外における日本出資100%(議決権ベース)の自主開発鉱山として我が国の資源確保に貢献し続けています。
また、ワンサラ鉱山、パルカ鉱山に続く新しい鉱山を求めて、ペルー国内における探鉱も推進しています。

生産技術

生産技術
主な勤務地
学科系統
機械系情報・通信電気・電子系建築系土木系都市工学系物理系数学系デザイン工学系
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当社のモノづくりの根幹を支えています。様々な専門技術を持つ人材が必要で門戸は広いです。歴史のある重厚長大な製錬設備を始め、クリーンルームが求められる精緻な機能材料製造設備まで、扱う設備は製造業の中でも非常に多いです。自身が関わった設備の性能・能力で自社の収益に直接貢献できることが、オーナーズエンジニアの醍醐味です。また、生産管理などにおいてデータ解析による効率化の検討、ICT、IoT、AI導入による効率化の実行と革新的なモノづくりの実現も生産技術に求められる重要なミッションです。いずれの業務もコミュニケーションと考え抜く力が求められます。固有の専門技術は、入社後の実務や教育を通じて習得していくので案件への取り組み姿勢が重要になります。銅箔や触媒は世界各地に製造工場があり、海外で働くチャンスもあります。

製品設計 (自動車部品)

製品設計 (自動車部品)
主な勤務地
学科系統
機械系情報・通信電気・電子系土木系都市工学系物理系数学系デザイン工学系
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自動車部品業界には、1966年ドアロックの製造から参入し、2010年に自動機器事業の専業メーカー「三井金属アクト」として分社独立しました。なかでも自動車用サイドドアロックは世界市場においてトップクラスのシェアを誇っています。そのサイドドアロックは、数ある自動車部品の中でも重要保安部品と呼ばれており、高度な安全性と設計力が求められます。製品設計は顧客からの高い品質要求を満たすため開発部主導の元、技術部、品質保証部、実験部が連携し進めています。生産現場ではMPW(Mitsui Production Way:三井生産方式)を導入しています。これは必要なものを必要なだけ最小のコストで作る生産システムであり、エンジニアリング、生産管理、現場管理の三本柱で高機能、高品質なものを安定的に供給する体制を構築しています。

研究/開発 (機能材料)

研究/開発 (機能材料)
主な勤務地
学科系統
化学系材料工学系化学工学系物理系数学系
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機能材料事業の領域は、排ガス浄化用触媒、銅箔、電池材料、スパッタリングターゲット材、セラミックスなど、多岐に渡ります。当社事業で培った精製、電解、粉体制御、成形などのコア技術を活かして、事業創造本部および総合研究所では中・長期での上市を、各事業部の開発部門では短期での上市を狙った商品開発を行っています。なかでも銅箔事業部開発部では、当社が誇る最先端製品「極薄銅箔」を扱っています。次世代製品を生み出す開発チームでは、市場動向を推測しながら、時代要請に応じた製品を生み出すことがミッションです。パソコンや携帯電話等、技術革新のスピードが早い業界で用いられるため、開発(課題解決)も素早く要求特性を満たすことが求められます。また、ミッションのほとんどが「前例のないこと」なので、計画、実験、解析、新たな仮説構築を繰り返し、ゴールを導き出す根気強さ、閃きを磨くことができます。

研究/開発 (金属)

研究/開発 (金属)
主な勤務地
学科系統
化学系材料工学系化学工学系物理系数学系
OBOG情報

当社は、1874年に前身である三井組が神岡鉱山(岐阜)の経営を手掛けたことに始まり、一世紀を超える長い歴史を誇る、国内トップスメルターです。非鉄金属業界の中では「亜鉛の三井」と呼ばれており、亜鉛以外にも銅やその他の非鉄金属地金の生産も手掛けています。今では、金属地金の供給にとどまることなく、鉱石から地金を精製・回収する技術を応用し、廃バッテリーや廃基板等から、有価金属を取り出すリサイクル製錬を推進しています。現在、全国7カ所にある製錬所の特徴を活かすネットワークを構築し、各製錬所にてリサイクル原料の処理能力増強、副産物の回収量増加に向けた技術開発を進めています。