計測機器電機・精密機器・電子部品
Company View Point | 1936年創立の歴史あるチノーは、産業の発展に欠かすことの出来ない「計測・制御・監視」の技術を扱う専門メーカーです。なかでも製造現場での温度計測を得意としており、産業界では「温度のチノー」とも称されています。また、家電製品の品質管理や自動検査をはじめ、燃料電池の評価試験装置などは、さまざまな分野に貢献し、高い評価を得ています。この特長的な技術を武器に、アメリカや中国、韓国、インドにグループ会社を設置し、世界を視野に入れた幅広いフィールドで、積極的な事業展開を行なっています。チノーは現状に決して満足せず、これからも「測れないものに挑戦していく」をテーマに、高品質なものづくりと、安心・安全な社会を支える重要な役割を果たしていく。 |
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代表者名 | 代表取締役社長 豊田三喜男 |
創業 | 1913年 |
設立 | 1936年 |
資本金 |
43.0億円
42億9千2百万円
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売上高 |
219.0億円
219億8百万円(2022年3月期:連結)
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経常利益 |
17.4億円
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営業利益 |
14.9億円
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従業員数 |
689人
(2021年3月末現在)
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グループ会社数 子会社 | 12社 |
売上高研究開発費率 | 8.2%( 18 億円) |
今後の展望 | チノーはグローバル展開を最重要課題として取り組んでいます。特に成長著しい東アジア市場での需要拡大に向け、韓国、中国、インド、タイを始めとした販売・生産の拠点作りを速いテンポで進めてきました。顧客密着で現地ニーズに基づく製品を開発・生産し販売する“地産地消”がチノーの究極目標です。チノーは温度の専門メーカーとして計量の国家標準に対するトレーサビリティ体系の確立とともに、長年にわたる国立研究開発法人産業技術総合研究所との共同研究により、多くの国家標準機器となる高精度温度校正装置を開発し、日本をはじめ主要な国々の国家標準機関に供給してきた。 この結果、現在では産業技術総合研究所が開発し、チノーが製品化した温度標準校正機器が、20数ヶ国の国家標準機関に普及するに至っている。このように日本とチノーがつくりあげた温度標準校正機器を世界に提供し続けることで、産業界に不可欠な存在であり続けることを目指していく。 |
特長・強み | 当社はパネル盤等の大型設備の製造だけでなく、機械に使われている部材や部品の加工も行うことができます。 当社の記録計・温度調節計・放射温度計といった主力機器の筐体等も、自社の金型製造ラインから生産されているのです。 また、燃料電池車の性能評価試験装置やカーエアコン用コンプレッサの能力試験装置では、配管作業も重要な項目ですが、これも自社で生産する能力を有しています。 小さな部品から大きな制御盤までを自社で設計・製作することができる、それがチノーの計装事業の自慢です。 |
本社所在地 |
〒 173 - 8632 東京都板橋区熊野町32-8 |