東芝テック株式会社

卓越した技術力を誇る東芝グループの研究機関とも連携しながら、３～５年先の商品化を目指した要素技術の研究開発を担当しています。全社横断的に商品開発力の向上と効率化を追求していくという役割も担っています。具体的には、ハードウェア開発においては、無線関連技術、電源回路技術、オプトメカトロニクス技術など、ソフトウェア開発においては、プラットフォーム技術、メディア処理技術など、組込ソフトウェア技術などを使いながら、研究開発に取り組んでいます。

＜リテール事業(リテール・ソリューション)＞
リテール事業におけるモノづくりは、流通小売店経営における「こうしたい」「あったらいいな」というニーズを起点にしています。店舗スタッフの人手不足、キャッシュレス化対応など、目に見えるニーズだけでなく、生活やビジネス変化の先にあるニーズもいち早くキャッチし、形にして流通小売店舗、ひいては社会全体に還元するために、スピード感あるハードウェア開発・ソフトウェア開発を手がけています。
【ハードウェア】
〈メカ〉筐体/外装設計(流体設計含む)、メカ機構、ファンレス
(耐熱)、長寿命/高信頼性、防水/防滴、動力伝達、ユニバー
サルデザインなどの設計開発
〈エレキ〉制御/コントロールユニット、センサーデバイス技術
応用、光学系機能、デコード、認識、画像処理、無線通信、
回路基板などの設計開発
【ソフトウェア】
〈アプリケーション〉C,C++,C#,Javaなどの言語を使ったWindows、iOS/Android、組込み等の各アプリケーションの設計開発
〈基盤ソフトウェア〉Windows/Linux/iOS/Android OS基盤、USB/無線POSデバイス制御技術基盤、電子マネー/マルチペイメントミドルウェア基盤、ネットワーク/クラウド/セキュリティ基盤などの設計開発
〈データサービスソリューション〉将来の流通業界におけるデータサービスを見据えた、ビックデータ分析/統計解析技術、機械学習/コグニティブ技術、IoTデータ収集/データ管理技術などのソリューション開発
＜プリンティング事業(ワークプレイス・ソリューション)＞
近年、オフィス環境は大きく変化しています。働く場所、働き方の多様化だけでなく、衛生面からの非接触ニーズの高まりに伴い、複合機に求められる役割も変化している。東芝テックは、こうした変化に対応するため、「外出中でもプリンタドライバなしで印刷できる」「在宅中でも、オフィスに届いたFAXの内容を確認できる」など、便利な新機能を開発。加速する働き方改革に対し、貢献できる開発を行っています。

東芝テックの「ソリューションエンジニア」は、主にPOSシステム等を扱う事業を担当しており、一般的なＳＥとは異なりプログラムミング作業は要件定義までにとどめ、お客様と社内各部門との橋渡しを担当します。量販店や流通小売店においてPOSシステムやストアコンピュータなどの導入を検討されているお客様に対し、営業とともにシステム提案を行うことから始まり、受注後は、お客様へのヒアリング結果を受けて導入すべきシステムの仕様検討と設計･開発部門への依頼、お客様への納品、納品後のフォローまでを一手に引き受けます。