機械造船・機械
化学2(ファインケミカル・その他分野)化学・医療
建築設備建設
事業領域
- 防災設備事業
- 60
- メンテナンス事業
- 18
- 商品事業
- 22
製品・サービス
A火災用添加剤 GreenWet

製品説明
※A火災:木材、紙、繊維、プラスチック、ゴムなどによる火災
火災は水を使えば消火できると思われがちですが、水は表面張力が高いため可燃物から流れ落ちてしまいます。実際に消火に寄与するのは放出量のわずか5~10%程度とされ、その結果、大量の水が必要となり、「水損」と呼ばれる二次被害が発生する場合も少なくありません。
GreenWetを水に混ぜることでその表面張力を低下させ、燃焼物への浸透性を飛躍的に向上させます。これにより、消火に必要な水量を削減しつつ、4倍の消火性能を発揮します。
消火性能だけでなく、環境にやさしいフッ素フリーで河川などへ流出した場合でも水生生物などの生態系への影響は少ないです。
水質汚濁防止法に定められた一般排水基準の全項目において基準値未満であり、使用後の水溶液が河川や海に流れ込んだ場合でも、著しい環境影響を及ぼさない成分を使用しています。
関連技術
化学系(有機化学、無機化学、分析化学、物理化学等)
PFOS、PFOAフリーの泡消火薬剤「グリーンアルコエース」

製品説明
■画期的な環境対応性
残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約(POPs条約)において規制対象となった有機ふっ素化合物であるPFOS、PFOAは、近年、世界中で大きな環境問題を惹起しております。日本においても化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)により規制が厳しくなっています。
従来のふっ素たん白泡消火薬剤は、消火性能等を向上させるため、ふっ素系界面活性剤(有機ふっ素化合物)を添加しており、有機ふっ素化合物は、その製造過程でPFOAが副生成物として生じてしまいます。世界の有機ふっ素化合物メーカーは、製造過程の中で副生成物として生じるPFOAの含有量を軽減すべく最大の努力を払ってきておりますが、未だその完全除去には至っていないのが現状です。
本製品は、従来とは異なる製造方法により、PFOAを含まない有機ふっ素化合物を原料として使用しているため、化審法上の規制はありません。さらに、今後POPs条約において規制が検討されているPFHxA及びその関連物質も一切含有していない、画期的な泡消火薬剤です。
関連技術
化学系(有機化学、無機化学、分析化学、物理化学等)